歯が抜けてしまったときには
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左上の前歯(第1乳臼歯)が上方に
めり込んでいる(陥入脱臼)
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受傷前の位置まで引っ張り出した
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ワイヤーと歯牙固定用剤で固定
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2週間後に固定を除去
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転んだりけんかをしたり、また予期せぬ事故などによって子供の前歯がグラグラになったり(不完全脱臼)、抜け落ちてしまう(完全脱臼)ことがよくあります。そのような場合、歯科医院へ行く前に必ず適切な応急処置を行いましょう。その後の歯の寿命が全く違ってきます。
歯が抜けてしまった場合は、まず抜けた歯を水道水の流水下で10秒〜20秒程度(長くても30秒以内)すすぎます。このとき、たとえ汚れが付着していても決してアルコールや石鹸、塩水などは使わず、冷たい水だけで洗い流します。次に、清潔なガーゼで歯を持ち、抜けた箇所にゆっくりと差し込みます。自分で元の位置に戻すのが、最も良い方法です。もしそれが不可能な場合は、乾燥を避けるためにミルクを入れたフイルムケースか薬ビンに歯を浸して持ち運びましょう。あるいは、ぬれたガーゼに歯を包んで、本人か親の頬と歯茎の間に入れて保存します。
とにかく歯を乾燥させず、湿った状態に保つことが肝心です。そして、できれば30分以内に歯科へ行きましょう。2時間以上経過すると歯根膜が死んでしまい、治療後に歯と骨が癒着したり歯の根っこが溶けてしまったりして、治療が成功しにくくなります。
そして、歯科では「いつ、どこで、どのようにして起こったか」をしっかりと説明しましょう。歯の保存状態が良ければ、治療は100%成功しますのでご安心ください。
また、歯がグラグラしている不完全脱臼(右写真)の場合も、やはり元の位置に押し込むか、それが無理ならすぐに歯科へ急ぎましょう。
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