一般的に、ホクロと呼んでいるもののほとんどは、色素性母斑(別名:母斑細胞性母斑)のことをいいます。
母斑細胞というものが増殖してできているホクロのことで、母斑細胞には、メラニンを産生する能力があります。
それで、色素(茶色や黒色)に見えるのです。
隆起してなくて、面積が小さくて、色の薄いものは、シミやそばかすと間違われることがあります。
シミを取るためのレーザーを照射したのに、すぐに再発してくるものの中には、ホクロが混じっているのかもしれません。
レーザーで取るとしたら、シミを取るQ-YAGレーザーではなく、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)を使う必要があります。
Q-YAGレーザーは色素と反応するだけで、母斑細胞そのものを破壊できるわけではありません。
CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)で、母斑細胞ごと破壊する必要があるのです。
他には、切って縫う方法と、くり抜き法といって、ホクロの形にくり抜いて、縫わないでおいておく方法があります。
色素性母斑には、先天性(生まれたときからあるもの)と後天性(生まれたときはないが、いつからか出現したもの)があります。
先天性のものは、よほど巨大なものを除き、基本的には切除したほうがよいです。
通常のホクロより、黒さが濃く、青みを帯びているものがあります。
青色母斑といいます。
これは、レーザーではなく、切除したほうがよいです。
実際は、皮膚科専門医を受診し、きちんと診断をしてもらってください。