ニキビについて

ニキビ・ニキビ痕

こんにちは!!

むやスキンクリニック院長の
撫養 宗信(むや むねのぶ)です。

私たちのホームページにアクセスしてくださいまして、まことにありがとうございます。

ニキビやニキビ痕でお悩みの方、多いですね。
私たちのところにもたくさんの患者さんが来られます。
来られる患者さんのほとんどが、「皮膚科に通院していたが、薬を出すだけで、全然よくならない。」(なんとかしてくれ!)とか、「ニキビなんて、年を取れば自然に治るから。」(若いうちにきれいになりたいんだよ!)とか、「ニキビ痕は治らない。」(あっさり、言い過ぎ!)等、不満をおっしゃいます。
私も医者になったころは、同じようなことを言ってしまいました(海より深く反省しています)。
薬だって、変更すれば、よくなる場合がありますし、若いうちにしっかり治しておかないと、凹んだニキビ痕になってしまいます。
ニキビ痕も、赤みは徐々に薄くなるし、凹みもマシにできることがあります。
あきらめて、ストレスを溜め込むと、ますますニキビができ、ニキビ痕になってしまうので、日ごろのスキンケアと体調管理がとても大切です。
それでも、できてしまったニキビは、早めに治療して、ニキビ痕にしないようにしましょう。
一人で悩んでしまう前に、私たちにご相談ください。
わたしたちは、きっとお役に立てると思います。

ニキビとは

ニキビって、一般の方でも簡単にニキビだと診断できるのに、なかなか治らず、悩んでおられる方が多いですよね。
日本人の何パーセントの方がニキビを経験すると思いますか?
なんと!90パーセント以上ですよ!!
これほど、一般的な病気なのに、皮膚科に通っても治りにくい、あるいは、薬を飲むと治るけど中止ですぐに再発なんてことがあります。
どうして治りにくいのでしょうか?
それは、ニキビの原因となり得るものが、一つだけではないからなんです(多因子性といいます)。
では、そのにきびの原因とは?

  1. 性ホルモンの影響
  2. 毛穴の角化
  3. 皮脂の分泌亢進
  4. アクネ桿菌

ニキビの原因とは、わかりやすく分類すると上記の4つになります。
もう少しだけ、詳しく解説してみましょう。

1.性ホルモンの影響

何らかの理由でホルモンのバランスが崩れたり、男性ホルモンが体の中で優位になると、毛穴の中にある皮脂腺(皮膚の脂を出す腺)から皮脂がたくさん出るようになります。
また、毛穴の角化(毛穴の口の皮膚が分厚くなり、毛穴が閉じてしまう)を促進します。
どうですか?
ここまで読んで、何か気づきませんでしたか?
そうなんです。
1.性ホルモンの影響で2.毛穴の角化が起こり3.皮脂の分泌亢進が起こるのです。

2.毛穴の角化

毛穴が角化すると、毛穴の口(正確には、毛包漏斗部というところ)が狭くなり、ひどいと穴が閉じてしまいます。
毛穴の中には、皮脂腺があって、毎日皮脂を作っています。
皮脂は作られるのに毛穴が閉じられてしまう。
いったいどうなってしまうのでしょう?
勘のよい方はもうお気づきですね。
毛包(毛を包む部分、毛穴の中)に皮脂が溜まるのです。
皮脂だけでなく、垢や汚れも溜まります。
毛穴が閉じているので、溜まったものが出て行きません。
そうすると、徐々に隆起してきます。
白ニキビ黒ニキビはこの状態です。
ここで、3.皮脂腺の分泌亢進がおこると、なおさら悪化するのです。
毛穴の中には、アクネ桿菌がいます。
アクネ桿菌は毛穴が塞がった状態が好き(理由は後述します)で、活動性を増し、体からいろいろな物質を出して、炎症を引き起こし、ひどいと膿が溜まってしまいます。
この段階で、赤ニキビになり、さらに悪化するとシコリのようになります。
4.アクネ桿菌が、ここで関わっていることがお分かりでしょう。

3.皮脂の分泌亢進

皮脂がたくさん出ると、お肌が脂っぽくなり、汚れが混じりやすくなります。
汚れが混じると毛穴を塞いでしまいます。
毛穴が塞がれると、皮脂が毛包に溜まり出てきません。
アクネ桿菌が悪さをするようになります。
あとは、2.毛穴の角化の時と同じことが起こります。

4.アクネ桿菌

これは、常在菌といって、あなたの顔にだけいるわけではありません。
誰の毛包にも存在します。
普段は何の悪さもしないのですが、皮脂が大好きな菌(好脂性)で、しかも嫌気性菌という分類に属します。
嫌気性菌とは、その名のとおり、空気の多いところが得意ではありません。
毛穴が角化して、毛穴が塞がると言うことは、空気が少なく、かつ、皮脂が溜まっていて、えさがたっぷりあるということです。
その結果、活動性が増し、体からいろいろな物質を出して、炎症を引き起こし、ひどいと膿が溜まってしまいます。
この段階で、赤ニキビになり、さらに悪化するとシコリのようになります。

以上、ニキビの原因となる主なものとして、4つ挙げましたが、よく読んでもらうとお分かりになられたと思います。
つまり、原因の一つ一つが独立してニキビは発生しているのではなく、4つの原因がお互いに関連しあいながらニキビは生じているのです。
治療のポイント(!)は、できるだけ多くの原因に対しての治療を併用するのが効果的といえます。

ニキビのできるメカニズム

ニキビのできるメカニズム