グリコール酸のような、ピリピリ感はほとんどないのに、皮膚の角層をしっかり溶かして、かつ、施術と施術の間隔が1ヶ月に1回でよいと、患者の皆様にとっては、とても魅力的なピーリングです。
軽症のアトピー性皮膚炎の方も受けることができる場合があります。
毛穴の角化抑制の他、皮膚表面の角質を除去すると皮膚の細胞からいろいろな作用を伝達する物質(サイトカイン)が放出されることが知られており、皮膚の新陳代謝が活発になり、コラーゲンが増生され、キメが滑らかでくすみの取れたお肌へと導かれます(皮膚のとても浅いところにある薄いシミならケミカルピーリングの回数を重ねると薄くなることも)。
また、紫外線による皮膚癌の出現を阻止したデータがありますので、“光老化からの改善”が期待できます。
1ヶ月に1回の割合で処置をお受けください。
ニキビには最低6回くらいは必要でしょう。
さらに、ニキビ痕の方は最低でもニキビの倍の回数は、お受けになった方がよいでしょう。
必ず起こるわけではございません!!
ほとんど赤みが出ることはありませんが、出たとしても、数時間〜数日(ほとんどの場合、1日程度)で消失します。
角質を除去することによって、ニキビの中身が出やすくなり、出てくると皮膚表面で固まってかさぶたになります。
自然にはがれますので、無理にはがさないでください。
角質に水分保持機能があります。その角質をはがすので、保湿能力が落ちてしまい、乾燥することがあります。
冬場に受けられる方や、乾燥肌の方は注意しましょう。
ピーリングによる反応で、一時的にニキビが増えることがありますが、この反応はあくまでも一時的なもので、軽快していきます。
以上のことは、起こらないことの方が多いです。
起こったとしても、皮膚科専門医が適切な治療をいたしますので、ご安心ください。
以下のことは、きわめてまれですが、医学的には可能性がゼロではありませんので、念のため、記載します。
ピーリングをしたところと、していないところで境界がはっきりすることがあります。
でも、ご安心ください。私たちのところで、このようになってしまった方は、まだ一人もおられません。
ピーリングをするとお肌がきれいになるので、ピーリングでは取れないシミやホクロや毛細血管が目立つようになることがあります。
でも、ご安心ください。私たちのところで、このようになってしまった方は、まだ一人もおられません。
赤みがあまりにも強く残るとしばらくシミなることがあります。
でも、ご安心ください。私たちのところで、このようになってしまった方は、まだ一人もおられません。
万一、なってしまっても、シミを取る方法はございます。
赤みがあまりにも強く出ると、腫れたり、水ぶくれができたり、その水ぶくれが破れたりすることがあります。
でも、ご安心ください。私たちのところで、このようになってしまった方は、まだ一人もおられません。
万一、なってしまった場合は、速やかに対処いたしますので、受診をお願いいたします。
目に酸が入ると、起こる可能性があります。
でも、ご安心ください。私たちのところで、このようになってしまった方は、まだ一人もおられません。
万一、目に入ってしまったら、速やかに洗い流します。
その後、念のため、眼科を紹介させていただきます。
皮膚の角層は外敵が体の中に侵入するのを防ぐバリヤの働きをしております。そのバリヤがはがれるので、感染に弱くなることがあります。
ヘルペスができることがあります。
でも、ご安心ください。私たちのところで、このようになってしまった方は、まだ一人もおられません。
ピーリングを受けられた日は、お化粧をして帰宅できません(日焼け止めも塗れません)。
ピーリングから12時間は、洗顔剤・シャンプー・リンスの使用を禁止しております(ぬるま湯でそっと洗うのは可能です。翌朝からは使用可能です)。
日焼けをしないでください(ピーリング後、1ヶ月間は)。
ピーリング翌日から、外出時には、日焼け止めを塗ってください。
保湿をしっかりしてください。
ピーリングを受けてから最低1週間はビタミンCローションを塗ってください(ずっと継続されるのがよいでしょう)。
ピーリング後、1週間は、垢すり・パック・パーマ・毛染め等をおこなわないでください。
とにかく、お肌を優しくいたわりましょう。
以上、ケミカルピーリング(グリコール酸ピーリング・サリチル酸マクロゴールピーリング)について、長々とご説明してしまいました。
合併症・副作用で、実はほとんど起こらないことまで詳しく書いてあります。
なんだか、怖がらそうとしてるみたいですね。
しかし、悪意はございません。
私たちがおこなっている医療の仕事というものに、“100%絶対に効く”とか、“100%安全”と断言できるものがないことをご理解ください。
様々な体質の方がおられ、個人差がとても大きいです。
ですから、わずかな合併症・副作用について、知らないで受けてもらうより、きちんと伝えて受けてもらおうと書きました。
実際は、リスクは高くないので、きれいなお肌を手に入れるために、安心してお受けください。