| どの悪化原因に効くか? | 性ホルモンの影響 |
|---|---|
| どのタイプのにきびに効くか? | どのタイプでも |
| どの年齢層に向いているか? | 20歳以上40歳未満の女性 |
| どの肌質に向いているか? | すべての肌質に |
ニキビの原因中の原因である、性ホルモンの影響を改善するための薬がありませんでした。
いや、正確に言うと、あるにはあったのですが、副作用が怖くて、使えませんでした。
また、ホルモン剤全般に言えることですが、期待している効果と、180度逆の作用(ネガティブフィードバック)が出ることがあります。
わかりやすく言うと、にきびを治す目的でホルモン剤を投与したにもかかわらず、反対に増えてしまった・・・・・という感じです。
しかし!!
ネガティブフィードバックがほとんどなく、比較的安全に使用できる薬剤がありました。
となれば、ニキビの治療に力を入れている私たちとしては、この治療法を導入しないわけにはいきません。
お薬を投与する前と、投与してから定期的に血液検査を受けていただくことで、副作用チェックのシステムを確立しましたので、安心して治療を受けていただくことができるようになりました。
では、どうしてニキビにホルモン剤が効果的なのでしょうか?
ニキビの原因として、黄体ホルモンや卵巣・副腎由来の男性ホルモンの影響が考えられています。
ニキビに関連のある性ホルモンの代謝経路をヒジョーーーに簡単に図にしてみました。
あなたのニキビが性ホルモンの影響に関連しているとすると、図にある青色の四角で囲っている部分のホルモンのいずれかが上昇して、ニキビができるのです。
私たちが使うお薬には、図にある青色の四角で囲っているホルモンの影響を抑える働きがあるので、ニキビに効果的なのです。
ホルモン療法は、20歳以上の女性に限り、受けることができます。
保険適応が取れていないので、自費診療です。
次のような症状を伴い、ニキビのあるあなたに、ホルモン療法は効果的です。
ホルモン療法を受けていただくためには、開始前と開始後定期的(1ヵ月後・3ヵ月後、以降、3ヶ月ごと)に検査が必要です。
効果の判定と、副作用チェックのために行います。
効果的に、かつ、安全にホルモン療法を受けていただくのに必要です。
検査内容は、
です。
私たちがホルモン療法に用いるお薬は、低用量ピル(商品名:マーベロン)とスピロノラクトン(商品名:アルダクトンA)という2種類のお薬です。
では、それぞれのお薬を用いる方法について、もう少し詳しく説明していきましょう。